危篤の連絡を受けたら

ほとんどの方が、病院で最期を迎えられます。
その直後、頭の中はパニック状態、覚悟はしていたもののいざとなると驚きと悲しみが交錯し、誰に連絡すべきかを忘れてしまうということにもなりかねません。


家に帰って慌てて年賀状などを探して、連絡しようとしている方をよく見かけます。
連絡漏れがあるのは当たり前です。
結果、「なぜ知らせてくれなかった」とお叱りを受けることになりかねません。

 

送られる側に権利があるように送る側にも権利があると思います。

あなた様が知らないところで故人様とその方には人には言えぬようなご縁があったかもしれません。だからこそ生前中に、もしものときに連絡すべき方を知っておく必要があるように思います。


お葬式は、当たり前のことですが、生身のその方と会うことのできる最後なのです。
前もって、もしもの時に誰に連絡すべきかを、電話帳なり携帯電話に登録し速やかに連絡できるようにしたいものです。

 

いざとなると芯のしっかりしている方でも、動揺して普段どおりの思考ができなくなります。
前もってひかえておくだけでも、動揺が少しでも楽になると思います。